こんにちは!原田です。
さて、6月は本当に色んな事がありました。森下監督の解任。そして柱谷哲二監督の就任。
柱谷監督が就任してわずか数日後の福島戦は2-2のドロー。何かが変わりつつある中で迎えたこの日。
天気はあいにくの雨。
さらに激しい雷雨により試合開始時刻が一時間半遅れての19:30キックオフ。
ですが、悪い流れをこの雨が洗い流してくれると信じて。
『闘将』柱谷哲二監督のホーム初采配です!
今節の試合の相手はガイナーレ鳥取。
昨季はスイープを決めてますが、今季はフェルナンジーニョ選手、レオナルド選手の活躍もあり好調のチームです。
では、試合を振り返りましょう。
立ち上がり、8分の鳥取の攻撃。
左サイドからパスを繋ぎ、最後は鳥取MF山本選手がスライディングでシュートを打つも、GK高橋選手ががっちりとセーブ。
するとペースは徐々に北九州へ。
33分、サイドチェンジから右サイドのMF安藤選手が柔らかいクロスボールを上げ、そのボールをFWダヴィ選手が合わせますが上手くミートせず枠の外へ。
その数秒後、ダヴィ選手がチェイシングを仕掛けボールを奪うと最後はFW池元選手がシュート。その際にボールが相手に当たりリフレクションしたボールがそのままゴールネットを揺らし先制!池元選手は待望の今季初ゴールとなりました!
さらに41分、今シーズン初スタメンとなったMF川島選手が鳥取GK北野選手の動きを見てのロングシュートは僅かに枠の上。
前半は1点リードで折り返します。
後半に入っても流れは我らが北九州。
58分、ハーフラインからダヴィ選手のスルーパスは安藤選手へ、ペナルティエリアへ侵入し、池元選手にパス。そのボールをダイレクトシュート。GKの足に当たりながらもゴールを揺らします!池元選手はこの試合2ゴール目!
北九州の猛攻は止まることを知りません!
62分には安藤選手が前線でボールを奪うと、ダヴィ選手へパス。そのボールをダヴィ選手が思い切りシュートを打ちますが惜しくもクロスバーを叩きます。
そしてこの試合一番の名場面は後半アディショナル、試合終了間近でした。
ダヴィ選手が右サイドでボールをキープし川島選手へ。さらに川島選手のノールックパスが途中交代で入ったFW佐藤選手へ。DF2人とGKに囲まれるも巧みにかわし左足を振り抜きゴール!
宮崎・日章学園から加入したルーキー・佐藤選手はこれがJ初ゴール!
颯爽と現れ、駆け抜け、ゴールを揺らしたイエロータイフーン。期待のルーキーがミクスタを弾けさせた瞬間でした!
このまま3-0で試合終了。
ついに・・・ついに・・・待望のホーム初勝利を掴みました!
フォーメーションは4-4-2というシンプルなスタイルながらも、前線からのアグレッシブなチェイシングと果敢なチャレンジ。攻守両面でメリハリがついているシンプルなトータルフットボール。以前とは全く違う別のチームになったと思います。
スタメン発表時のムービーで柱谷監督が言っていた「引き分けでなく、勝つんだ」という勝利への強い気持ちを体現してくれたと思います!
そしてみんなが待ちに待った勝利のジャンプ!
その後は池元選手とキャプテン・川上選手がゴール裏へ。その中で、川上選手が感極まり涙ぐむ場面も・・・。
移籍1年目ながらもキャプテンという重責を担い、なかなか結果が出ない中でとてつもない重圧と闘っていたであろう若きキャプテン。
これからも共に、背番号4が率いる北九州を全力で支えていきたいと思います!
さあ、次の試合はもう明後日!『バトルオブ九州』鹿児島ユナイテッドFC戦です!
今節お会いした皆様ありがとうございました!
今節の一言「これが北九州だ!!」