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活動ブログ

J3第10節・vsロアッソ熊本

 

 

 

こんにちは!

最近は愛車のキザシがとみに可愛くて仕方がない、しがない代表の舟津です。

 

令和になって初開催となった九州ダービー・ロアッソ熊本戦。

 

熊本との対戦成績は、ここまで北九州の8勝5分1敗。

圧倒的な好相性を誇っている相手ではありますが、これはあくまでもJ2時代、2016年迄の成績。つまりミクスタではなく本城時代の対戦成績となります。

 

 

ホームスタジアムがミクスタとなって初めての対戦。

正直今までの相性であったり対戦成績等の要素は全て『フラット』になったものとして考えた方が良い。そう感じていました。

これまでミクスタで対戦してきたアウェーチームが、まるで水を得た魚のように専用スタジアムでプレー出来る事をプラスに捉えて好パフォーマンスを発揮して来たように、熊本という相手も決して簡単な相手ではない。まして4連勝と波に乗っている好調を維持し、このミクスタで首位奪還と息巻くサポーターと共に北九州に乗り込んできたわけで。

 

駄菓子菓子、熊本が北サイドスタンドを赤で埋め尽くすのであれば、こちらも黄色で南サイドスタンドを埋め尽くすのみ!

試合前からの決起集会、そして選手バス待ちでサポーターのボルテージは上がりに上がって行きます。

 

 

今回のマッチデースポンサーは北九州銀行様。

その北九州銀行様の企画で配布されたイエローバルーンで、メイン・バック・南スタンドは黄色一色に!

北九州銀行様、素晴らしい企画を本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします!

 

先週の天皇杯1回戦・徳山大学戦で猛烈にアピールしたMF内藤選手DF福森選手が、リーグ戦では今シーズン初スタメン。

内藤選手は右SH、福森選手が右SBに入る布陣。

 

試合開始早々、その内藤選手からのFKをDF岡村選手が折り返し、MF川上選手が合わせて決定機を演出する等、上々な入り。

 

このまま北九州ペースで進むかと思われた10分、熊本DF高瀬選手からのロングフィードがGK高橋選手の前へ。

ラインを上げていた為にDF寺岡選手・岡村選手の両CBが戻り切れず、そのエアポケットになったところに熊本FW北村選手が猛然と走り込みます。

高橋選手のカバーリングも間に合わず、北村選手が上手く頭で合わせたボールはそのままゴールネットへ。 痛恨の先制点を熊本に許してしまいます。

 

北九州はその後もディサロ選手・池元選手の両FWが上手く攻撃の糸口を作り、幾度となく決定機を作るも熊本の元日本代表GK・山本選手の前にゴールを割る事が出来ません。

今シーズン一番と言っても過言ではない程に攻撃のリズムを生みだしながらもあと一歩のところで得点に結びつかないまま、前半が終了。

 

後半開始直後の51分。熊本の攻撃。

高瀬選手の左サイドからのクロスに競った北村選手と高橋選手が交錯、同時にパンチングで防ぎにいったボールが無情にもゴールネットへ。

公式記録はオウンゴールとなりましたが、高瀬・北村両選手のホットラインから再び失点を許してしまいます。

 

好機を続けながらも、ワンプレーの隙を突かれた形で失点を喫する。

これ以上ない悪い流れのまま、ピッチの温度は次第に低くなり、反撃の糸口を掴めずに終わる・・・。

 

但し、それは昨年までの話。

 

改めて言う事でも無いですが、今年の北九州は違うんです。

例えビハインドでも、チームとして成熟を続ける喜びを選手一人一人が感じ、その喜びをピッチ上で余すところなく表現してくれている。

その姿は私たちサポーターの胸を打ち、奮い立たせてくれます。そうして奮い立った心は声へ伝播し、ピッチ上の選手たちへ。

まさに『熱狂』のスパイラルが常に生まれ続ける『劇空間』とミクスタは姿を変えるのです。

 

80分には途中出場のFW町野選手が、左サイドに切り込んだMF國分選手のラストパスを受けて強烈なシュート。

これはまたしても熊本GK山本選手の正面を捉えますが、直後の84分。

 

MF川上選手からのロングパスを受けたMF茂選手がキープし、前線の町野選手へ。 キープしてターンを試みたところを相手のファールによって倒されますが、アドバンテージを見てプレイオンの判定。

熊本守備陣のチェックが緩くなったところでルーズになったボールにいち早く反応した茂選手が強かにボールを奪い、ゴール右隅に流し込みます!

 

 

ゴール!ゴール!!ゴール!!!

JFLの奈良クラブから北九州に加入して3年目、茂選手にとっては待望のJ初ゴール!!

ここから俄然流れは北九州に傾きます!

 

アディショナルタイムは6分。

「6分しかない」のではなく「6分もある」。

もはや熊本サイドでボールが動くことはほとんど無く、最後の最後まで北九州の選手は同点、否、逆転を信じてゴールを目指し続けてくれました。

 

ですが、あと一歩及ばず・・・。

 

無情にもタイムアップの笛が鳴り響き、北サイドスタンドの熊本サポーターの歓喜の声が鳴り響きました。

 

・・・悔しかったですね。どうしようもなく悔しかった。

肌を突き刺す熊本サポーターの大声援。

情けないですが、終わった直後はしばらく前を向けませんでした。

 

北サイドスタンドから鳴り響く『カモンロッソ』の歌声。

私自身、これを目の前で聞かされるのは9年ぶり、これまで唯一喫したアウェー熊本の地での敗戦後以来でした。

 

「すっかり忘れていた」とまでは言いませんが、久々に沸々と込み上げて来るこの感情は、何と言いますか、言葉にするのは本当に難しいですね。

熊本戦だけじゃなく、敗れた後に対戦相手が勝利のチャントを歌い上げる姿は敢えて目に焼き付けるようにしています。

 

「一体何が足りなかったのか?」「何が必要だったのか?」「思い切りやれたのか?」を頭の中で巡らせる時間・・・とでも言いましょうか。

 

敗れた事実は変わらない。

もっと強くなって、結果で返すしか無い。

それだけです。

 

11月、水前寺での再戦では真逆の立場で勝利の歓喜を味わえるように。

また1つ1つ、積み重ねて行きましょう。

 

 

この日は小倉で宿を押さえていたので、向かった先は勿論『小倉宿 駅から三十歩横丁』。

同日よりスタートした『ギラ横丁』の初日ということもあり、多くの北九州、そして熊本サポーターで賑わっておりました。

 

酒は裏切らない。志を同じくする仲間との絆も裏切らない。

思わず浴びるように飲んで語っていた自分がいました。

同じくギラ横丁で試合後の団らんを楽しんでいた北九州サポーターは勿論の事、はるばるミクスタに駆け付けてくれた熊本サポーターと試合談義に花を咲かせたりと、本当に良い時間でした。

 

 

あの、シビれるような雰囲気。

あの、キリキリするような緊張感。

 

北九州と熊本。

悔しさは残りつつも、両軍サポーターが創り上げたダービーならではの『劇空間』がミクスタにて拡がった90分間は、スタンドの中にいる私自身も奮い立つものがありました。私がそうなのですから、監督・スタッフ・選手たちはよりその想いが強かった事でしょう。

 

その想いが強かったからこそ、試合後の選手たちの表情は一様に悔しさをあらわにしたものだったように思います。

 

絶対にこのままでは終わらせない。絶対に次に繫げないといけない。

絶対に、負けたくない。

 

次戦はアウェー・三ツ沢にてYS横浜戦。

私も現地に乗り込んで応援して参ります!

 

この日お会いした皆さま、お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!

 

記事執筆:舟津大喜(@NyamoHideo

2019/06/04    公式戦    kitakyunerds   |